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新世界の構築(最終章)
彼らは、前を向いた。そして、前進して行く。これが進むと言う事なのかどうかは分からない。しかし、到達した事の無い「未知の道」・・清治は何時ものようにダジャレなのか、言葉遊びなのかは分からないが、そんな言葉を天馬に乗り、語っていた。竜神には、清治が呼び寄せた赤兎馬がその背に乗せていた。天竜には、勿論龐徳馬である。彼らの存在も、希王→天神となったように、地上界で産まれ、類稀なる天与の才を昇華出来なかったが故に。そして天魔王が一つ良い事をした。彼らも神竜の能力には及ばないが、神砕かれたのだ。




