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新世界の構築(最終章)
「はい・・その通りで御座います。このように、竜族の中でも双頭の、極まれに誕生するその竜は、今まで革命的な変化を遂げて参りました」
「そこも分かった・・現竜王達の中には、双子は居なかったしね」
「居ませんね、確かに」
「だが、少し話が逸れるが、神砕く事によって彼らの矛盾と言うか、まだまだどの竜王も進化の過程ではあるが、竜族だけでは、不完全なんだ。その血が始祖源流と混じり合う必要がある。そうだね?」
「清治様には、全てお分かりになられたのですね。その通りで御座います」




