新世界の構築(最終章)
こうして神竜は、その口を開こうとしたのだった。
それはそれは・・竜族の歴史から始まり、長い長い話になるのだが、そんな話を全て披露しても語り尽くせない程だった。それを要約すれば、今現在に何を成すべきか、そして隠された話が何かを示唆して、こう言う事だった。
「天上界では、引き継ぐ・・私、神竜自身の神砕くもそうですが、吸収すると言うのは、消滅すると言う意味合いでは無いのです。だからこそ、前竜神は次代に竜神を引き継ぎ、現竜神に融合されているのだと言う事になります。それが、天上界で言う所の進化なのだと言えば、正にそう言う事です。その仕組みは、やはり前竜神が天上界に加わってから発動されて行き、天帝様の時代からそうなって行くのですが、そこで猛反発を受けたからこそ、天魔王と言う一方の始祖源流の純血種は、相容れなかった。一方が○と言えば一方は×と言う類のものでありますから、双方が融合する事など絶対に有り得ません。そして、異種混血を異常に嫌った訳です。そこまでの天上界は、正に臭い物に蓋をする。不要なものを排除する。そして、自分達に都合の良いものだけを残し、そこで囲いを作りました。そう・それが天上界の結界で御座います」




