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清治の能力  作者: 白木
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新世界の構築(最終章)

 清治は、その同じ結論を、智竜達でなく、界王自身=現竜神が出した事に感心した。確かに地上界の昇星博士の思考形態を、界には渡してあった。それは櫂竜当時からだったが、少し驚くのだった。


「そんなもんじゃねえよ。全ては、地上界で生まれた櫂鴛棒が、天上界でも使用出来た事さ。そうだろう?通常そんな事は、有り得ないよな?そして、全界において、これ以上の硬さが無いと言われる水龍の牙で出来ているんだ。それは、水龍が地上界と唯一結ぶルートだった事を合わせて、今言う全ての世界が、全く断絶されて居て、ルートが無い訳じゃないんだよ。だから、それも一つの考えじゃないのかってさ?」



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