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新世界の構築(最終章)
「俺は、かましたんだよ。櫂鴛棒を2本出してさ。右腕は未来、左腕は過去に伸ばすと、どうなるかなって事をさ。そしたら、明らかに竜神の顔色が変わったんだ。そして、凄い眼光になり双方滅却の秘法すら繰り出そうとした。俺はその時、闘る気を100パーセント出していたらかな、自分では制御出来なくなる殆ど切れる寸前まで行っていたんだ。でも、それは天帝様が天魔王にやった事と同じ。天上界では、絶対やってはならない禁法なんだよな」
「当然です!そんな事をやれば、天上界全ての事象の秩序を、根底から覆します」
神竜が、厳しい顔で言った。




