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新世界の構築(最終章)
「ああ・・どんなに俺が攻撃しても、全て弾かれ、反撃された。が、一つだけ互いに刃を交える中で、不思議な事が起こった」
「それを聞こう。俺達がその間に第五、第六獨爛の解明に全力を挙げているのと同じ時だからさ」
「そうだよな。俺があれっと思った事があった。竜神の体にも当然俺の体にも、修復能力、回復能力がある。互いに闘えば闘う程その能力を吸収し合うと言うのは、雲竜じゃないけど、俺だって同じだもんな。そして、大なり小なり、竜王達にはそれがあると言う事も、これまでの経緯で分かっていたしな」




