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新世界の構築(最終章)
やはり西竜、南竜、北竜の順に印綬が渡されて行く。彼らは、神竜によって神砕かれた新竜王である。以前とは全く能力も面影も消え、変化していた。
清治を中心に旅立つのは、2頭の馬だった。天を背に乗せるのはやはり龐徳の馬である。その龐徳も、完全に今は天馬に変化している。たくましい体に、この一頭だけでも無数の魔界獣を蹴散らす力を秘めている。清治は、母天神の天馬・・ここは不動だった。
ここで6名の竜王達が勢ぞろい。それぞれに向う先はもう決まっているように、
「行くぞっ!」




