清治の能力

新世界の構築（最終章）

「今回の任務は、俺を補佐する非常に重大なものだ。天馬の手綱を持つのは、勿論神竜だ。今回は軍監では無く、俺の補佐を命ずる」

「は！」

　神竜が進み出た。

「次に天竜・・勿論、竜王達の頂点として俺を守護せよ」

「ははっ！」

　天竜は、やはり左臣の位置だった・・その印綬を受け取った。

「次・・東竜（あずまりゅう）」

「はいっ！」

　この最初の名で分かった。清治を囲むのは、東西南北の方向、四柱であろう。そして彼らの驚くべき能力も、これから明らかになって行く。