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清治の能力  作者: 白木
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未来

「そこ・・清治が言いたい事の本質やな。分かった、天や神竜にも言えん事、あたいに言うてや、天神にも聞かす必要は無いわな?勿論やけど」

「ああ・・この話をするのは、俺と全と言う立場だけになると思う。だって、それが新天上界そのものの秩序になるんだからな」

「謎解き・・ほんなら聞かせてや、清治」


 全姫は、清治の対面に座り、その美しい双眸を真っ直ぐに見詰めた。互いの眼は澄み切っていた。二人には、これまで同様に隠し事等が何も無い。



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