9158/9342
未来
「そう言えば、そうやな。今自然に傍に居るよって、不思議にも思わへんかったわ」
「だろ?だから俺達の記憶を、天や神竜に渡しても、俺達の次元の旅とは、時間を遥かに超越しているんだよ、地上界では、天上界とは明らかにその流れも仕組みも違っている。しかし、時間と言うのは、両世界にも第三界、第四界、獨爛世界であろうとも存在するんだ」
「清治・・今、そう言う自分が、この時間を止めとるねんやろ?」
「ふ・・ふふ。そうだ。俺は、こんな事が出来ちゃうんだよ。でも、それは未来へ進む事を一歩留めているだけ。俺の過去の時間を操作出来ないんだ」




