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清治の能力  作者: 白木
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未来

「或る意味・・清治が染めるちゅう能力を保持しとったわな?既にそこでは、清治の清治による世界観が出来上がったと言う事では無いんかいなあ」


 勿論全に確証など何も無い。しかし、それは清治を中心とする周囲が言っているし、或る意味全の言う事が的を得ているのかも知れない。それはそこまでの放浪が、清治を中心としたものに輪郭を現して来た時からになるからだ。そこで自我と言うか、能力が開花し始めたのである。全の言う言葉の中に、清治が生み出した天才博士達は、消えていると言う事実がある。生き残っているのは、カイザー、シアン、五虎将達だけだった。そこに実体がある。故に清治が生み出した世界には、実体も生みだしていると言う現実もある。



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