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清治の能力  作者: 白木
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未来

「あたい達も、そうやな。何故かそう言う幼少の時に記憶が始まっとるんや。共通したものを今まで考えた事もあらへんかった」

「そう、考えた事も無かった。不思議にも思わなかった。その現実の中に居ると言う事が、自分と言う認識の最初でしか無かったからな。じゃあ、その前は何だったんだろうな・・君は地上界で生まれた。でも、俺と界は天上界で生まれている」

「ゆっくり・・清治、話をせえへんか?誰も、今ここにおらへん。不可思議な旅の総括をしたい気分なんや、今」



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