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新時代へ
「じゃあ・・界は・・生きている?」
天が言うと、清治は短く頷いた。
「天、神竜・・もう気付いているんだろ?ずっと聞こえていた音をさ」
「聞こえていた。しかし、何かを追求する時でも無かった」
「そうだ。時・・界は・・いや新竜神は、時を戻していたんだよ。それが第四界・・つまり第七獨爛の地なんだろうと俺は思う。そして、もう、良いよな、最後の謎は二人の行き着いた事と同じ。だから、第六獨爛を新天上界エリアに組み込めたし、魔怪鳥からは、この新天上界は分からないと思う。俺達は、もう進めるよな?そうだろう?」




