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再び・・
「清治様、全くその通りです。その混迷因子こそ、我々に立ちはだかる壁だったのです。同時に、第七獨爛、第八獨爛、魔怪鳥にも立ち塞がる壁だったので御座います」
「なら・・もうやる事は決まったじゃないか。天の言う通り、俺達は、第五、第六獨爛と同じ仕掛けで待つと言う最大の防御であり、最大の攻撃である作戦だ!」
「おうっ!」
天が声を上げた。彼も、相当に神竜と議論を重ねて来たのだろう。この五連達とも細かい検証を重ねて来たのだろう。方針は決まった。そして、天上界の再構築もほぼ出来上がったのだ。それから、すぐの事であった。




