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再び・・
鋭く突っ込む神竜だった。彼女の真髄は、まだ明らかになっていないが、言葉上のやりとりでは、恐らく唯一人とて適う者も居ないだろう。少し焦る清治だった。
「いや!そんな事は無い。俺は、母ちゃんに約束したんだ。それに天王様にもな」
「はい・・そのお覚悟を聞けば、私からはもう何も申す事はありません」
どうやら、神竜は清治の決意を確かめたかったようだ。
巴竜がそのやりとりで、少し言葉を続ける事を躊躇していたが、
「その剣弥山では、ようやく、その六迷を彷彿とさせる光線の効果を確かめたいと存じます」




