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再び・・
だが、清治、全姫、天神、それに神竜、天竜と続く天上界では既に並び称する者も存在しない面々が、この改革に賛同し、竜族を仮にとは言え、天王宮の守護の役にと進言したのは、他ならぬ天空神その者なのだ。一言も言わせぬと言う清治の言葉には、力強さがある。しかし、天空神も分かっていた。清治の心は、常に青い空のように晴れている事を。
「で、7組目を紹介する。もうここまでの編成で、異論は無いよな?」
「ああ、全く無い。見事な配置だよ」
清治が言い切った。ここでも、もはや誰も口が挟めない。
天もそう言わせた感があるようだ。




