9041/9342
再び・・
「うん、有難う。君が加わってから、俺達に何か母ちゃんに代わる精神的支柱が出来たようで、嬉しく思っているんだ」
「有難う御座います。ですが、私の過去は・・」
「ふ・・それを言ったら、俺のハチャメチャな過去も、どうなんだよって言う話になるよ」
うふふ、あはは・・談笑する清治達に、少し遠慮する天だった。清治が気づいた。振り向く清治に、天が少し戸惑った。
「おっと・・」
「おい!天、用事があるんだろ?何を遠慮をしているんだ?お前。お前の妻と喋っている時に、遠慮されて見ろ・・おかしい気分だろうが?それとも何か、お前が全と喋っている時に、俺が遠慮しなきゃならねえのかよ」




