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清治の能力  作者: 白木
9026/9342

再び・・

 その直後だった、何とこの新天王宮に全姫と、天神が突如現れたのだ。その玉座は、用意されては居た。しかし、まだまだ、天上界の足場は出来ていない筈だったのに。


「えっ!どう言う事?」


 びっくりする清治に、


「清治っ!」


 全姫は、声を上げて駆け足で近寄り、清治に抱きついた。それは、ずっとここまで二人の意識は繋がっていても、面と向かった事は無かったからだ。


「ぜ・全!うお・・やっと二人に」


 清治も、全姫をきつく抱きしめる。


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