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清治の能力  作者: 白木
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決着の行方

 界王の存在が消えた?それは、前竜神に敗れたと言う事か?しかし、不思議に清治の顔は穏やかだった。


「天竜達の所に行くぞ、神竜」


 別に神竜に言う必要も無かったが、静かな顔からは、何か吹っ切れたような感じがした。そして、天達の所に足を向けるのだった。天馬に乗った清治の横で、手綱を握る神竜。微妙だが、ぶる・・と天馬が息を吐く。

 神竜が、そっとその天馬の鬣を撫でるのであった。彼女も何か、その感覚で悟っているように・・。



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