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決着の行方
「むむう・・清治と育った、櫂王・・あの子が、こんな大麒麟に育つとはな・・良かろう。貴様も、もう悟っているであろう。我と貴様がこの先闘うても、決着等つかぬ。それだけ界王と言う存在は、大きくなった。そうだ、時間を司る神こそ、天職である本来の姿なのだ!そして、竜王の上に立つのは天竜。そして本来の軍神である神竜。お前に、言葉遊び、冗談のようだと嗤うたが、竜神の半身は、本来一体で夫婦となるべき姿である筈なのだ。しかし、お前達は、その仕組みを変えた。現天竜が神竜と夫婦になった以上、これぞ、本来の姿を取り戻したのだ」




