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決着の行方
「ああ・・そうだ。天上界が新世界を構築するには、こうやって排他主義じゃなく、融合する。そう言う血が必要だったんだ。だからこそ、圧倒的な武力を保持する竜族や、潜在的能力を持つ始祖源流の血が混じり合わねばならない。だとすれば、原始源流の血と竜族の血を引く清治。そして、全姫の結婚は、新々世界を築くもの。それにあんた達は、画策と言うか、次なるバトンタッチを目指したんだろうと俺は思った。それに、聞いていたんだ。天王が次代を指名した時から、もう天王の天職は無くなっているんだろう?あんたたちが、俺達にバトンタッチをもう獨爛侵攻を命じた中で、していたんだろうが、俺達に天職の印綬は降りて無かった。そして、俺の界王と言う天職は、最初からそんなものは正式な物じゃ無かったんだと言う事も、神竜から教えて貰った」




