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決着の行方
「貴様は・・そんな事を思いながら、獨爛侵攻をしておったのか」
「当たり前だろ?清治だってそうだよ。他竜王達もそうだ。誰も、言い聞かせているものの、何を自分達はやるのか、やらねばならないのか、ずっと自問自答しながらここまでやって来たんだ。そんな答えを自分で見つけろと言うのなら、清治達は、恐らく、そのままで、もう動かねえよ。じゃあ、俺が、ここで壁になってやる。蓋になってやる。俺が一歩も前に進ませねえ。それが、俺の闘いの意義だあっ!今更言うがなっ!俺が正常な思考をしている間になっ!」




