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ある境
方法論は世の中にあろう、それも無限に。しかし、排除の論理は、臭い物に蓋をする方法論であり、そこに対する、何故なのか?と言う疑問をすら排除する。地上界のある国家主義的排除思想でしか有り得ない。その疑問をすら封じるやり方は、正しい事では無いのだ。そんな世界で、自由闊達な世界が構築出来る訳は無い。
そのもう前天王と言おう、地上界で彼も育ち、様々な体験の中で改革を求めたのでは無いのか・・清治は、その意図がようやく分かりかけて来ていた。それが、この間における様々な検証であり、改革の芽を作ろうとしている期間なのだった。




