表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
清治の能力  作者: 白木
8911/9342

ある境

「だから!それは、真偽の偽の方の話だ。毘竜、お前の記憶は、並び称する者が居ない程の特異なもの。それはそうだろう。全ての事象を完全記憶する能力等は、誰も持たぬわ」

「いや、それは記憶しようとする発動を持ってしての事よ。ここまでの全記憶を私が持っている訳では無いから」

「ふ・・それはそうであろうが、お前の眼には、その記憶媒体が、眠っているのでは無いか?それを意識して発動すれば、再現出来るのでは無いのか?我はそう見ていたが・・故に囲竜と共に、お前が吉良蝶を捕えたのと同様に、我の場合は、吉良蝶が飛ぶ範囲を来る日も来る日も観察して居った。そして目印を立てて行き、そこで待ち伏せしたのだ。その動きは確かに規則性を持っており、今回お前が囲竜と共に、閉じ込めた主要五岩体と同様の物であったと我は見るが、どうだ?」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ