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竜神の掟
「おう、竜憤・・とうとう発動したか。そうだ。その気迫だ・・やっとわしと闘う土俵が出来た・・」
竜神は、わざと界の闘志を燃えさそうとしているのでは無いか。又それこそ、その最強の櫂鴛棒で向って来いと言う竜神の最後の恩情であったのだろう。界は涙を零しながら、もう幾ら会話等をしても、この闘いは避けられないものと覚悟した。
「うおおおおっ!覚悟っ!」
界の櫂鴛棒が、ぐぐんと周囲の空気を歪ませ、竜神に向った。彼なりに、櫂鴛棒の使い方をマスターしているのだ。第六獨爛を潰す時には、かなりそれが役立った。




