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解明・・
「では・・天王様も竜神様も、どこかへ行かれたが、存在はそのままあると言う事だな?」
天が言う。
「はい。それだけは言えます」
「神竜、お前が優れた竜王であり、又優れた五感と、判断力を兼ね備えているから、つい質問をしちまう。本来はいけない事なんだろうが、今だけは聞いても良いか?」
界が言う。
「はい。答えられるべき事であれば。それに、既に役務が御座います。それを飛び越えて、竜王のトップには天竜殿が居られ、界王殿、貴方には、天王の右補佐と言う重要な役務が御座います。なので、それぞれが、それぞれのお立場で行動なさいますよう、これからは換言も申し上げます。当然私には出来る事、出来ない事も御座いますので」




