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清治の能力  作者: 白木
8808/9342

誘う者

「思うよ。それは自覚する。でもさ・・そっちの話じゃ無く、敢えて言う。それじゃあ、母ちゃんは、本来使ってはいけない能力を、俺達の為にここまで使って来たそれこそ証左じゃないのか・」

「それも、覚悟の上です」


 天が項垂れ、


「俺達がふがいなかったせいですね?それは。その為に我々が知らない間に、相当な能力を使われてしまった。恐らく、我々をずうっと守護して頂いていたのでしょう」


 天神天馬は、にこりと笑った。その通りなのだろう・・



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