8803/9342
誘う者
「もうお分かりでしょう?天のポジションとは不動であり、その場所が固定されています。例えば、私の役目は、天宮にあって、本来八百万神の頂点。それは、天空神と並び左右の要だと説明も致しました」
「で・・でも!雲竜は奈落に・・行けた。それは備わっていたからなの、やっぱり水のパスポートとして」
「はい、その通り。申し上げた通り雲竜殿は、地上界と唯一共鳴する竜王では御座いませんか。その例外故に、可能だった訳です。それも、向ったのは短時間の事だったでしょう?」
「あ・・う・・ん」




