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誘う者
「それも私に言わせるのですか？清治」
「あ・・いや・・」
清治は、口を閉じた。悲しい眼を天神天馬がしたからだ。そして言葉を更に続ける。
「御三方達は、奈落へ行くパスポートを持っていませんでした。それは地上界へ行くパスポートが無いのと同様の事でした。しかし、天魔王と言う存在を完全滅殺する必然性故に、天の法を犯したのですと言う事を申し上げました。トップ3達は、清治、そして貴方達だけにこのような大きなリスクを背負わせたのでは無いのです」
「ええっ！」
4人が、大きな声を上げた。
