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清治の能力  作者: 白木
8772/9342

誘う者

「それは・・そうだよ、うん」


 清治は、黙るしか無かった。興竜は言う。


「我々は、確かに第四獨爛までに天魔王の影響を、ここまで及んでいるのかと、それをつぶさに見て感じて来ました。故に、そこまでの行進については今となれば、正しかったと思います。又、第四獨爛との闘いと同時に、奈落・無天も消えました。そして天帝様の存在さえも・・私がこんな天の定めを申し上げる事は、自分の立場も顧みない思い上がった事を承知しておりますが・・」

「構いません、言いなさい」



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