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誘う者
清治が突っ込んだ。
「つまり、魔界鳥・・こうも呼びます、魔怪鳥も同一対象ですが、それだけ及ぼす影響を持って、危険な存在と見ているからです。それを滅する、誅する等と言う思い上がった行動ではいけません。その存在自体を忌避し、封じる為の獨爛八膜が、自然に発生したのか、或いは意図によって完成したのか、そこも見るべきでしょう。今は、改めてその事が問われているような気が致します」
「意図？それは、神降りと言う天職の印綬の事もそうだけどさ・・俺は不思議に思っていたんだよね、そこの所が」
