8755/9342
誘う者
「清治・・界王殿、天竜殿・・大事な話があります。興竜殿もおいで下さい」
こうして4名が天神天馬に呼ばれた。そこで重要な事が、語られ始めたのである。第七、第八獨爛に向かう事を躊躇せよと言う話と、天王・竜神の事もあった。
「何か・・重要そうな話になりそうだね」
清治が雰囲気を察して、ぽつっと言った。彼女が第六獨爛の探索に向うと言った時に、感じた不安と、戻って来た時の様子に、何か感じていたからであった。その天神天馬は、
「ここまで来られた事は、本当に苦難の連続でもあり、良くやったと思います。自分の持てる以上の事をそれぞれがやりました。ここで、一端休みましょう。期限なども勿論ありません」




