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誘う者
「・・あたい、ちょっと行って来てもええか?」
少し間があって、全姫が言う。清治の所に行くと言うのだ。しかし、駄螺神は即座に、
「なりませぬ。貴女様は、動いてはならぬお立場で御座いまする。お分かりの事と存じ上げるが、天宮の中心核が動くなど、それこそ、ご法度中のご法度。又絶対あってはならぬ事ですので。天上界を潰すおつもりか?」
強く駄螺神が言う。全姫の両眼から、ぼろぼろと涙が落ちて来た。無理な事は分かっている。だからこそ、苦しくなった胸の中では感情が爆発したのだ。
「・・あたい、ちょっと行って来てもええか?」
少し間があって、全姫が言う。清治の所に行くと言うのだ。しかし、駄螺神は即座に、
「なりませぬ。貴女様は、動いてはならぬお立場で御座いまする。お分かりの事と存じ上げるが、天宮の中心核が動くなど、それこそ、ご法度中のご法度。又絶対あってはならぬ事ですので。天上界を潰すおつもりか?」
強く駄螺神が言う。全姫の両眼から、ぼろぼろと涙が落ちて来た。無理な事は分かっている。だからこそ、苦しくなった胸の中では感情が爆発したのだ。
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