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清治の能力  作者: 白木
8718/9342

誘う者

「駄螺神様におかれましても、今が重要な時で御座いましょう。続々と新エリアが、天上界に生まれ、その広大なエリアに担当する八百万神の差配も御座いましょうし」

「はい。左様で御座います。又、決して自分の役務をおろそかにしてはおりませぬ」

「勿論、そんな事を私も思ってはおりません。故に」


 確かに、それを放棄などしても居ないだろうし、あらゆる差配もしてからここへ来たのだろう。つまり重要な事を告げに来たと思うのが自然なのだ。



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