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清治の能力  作者: 白木
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季節の移ろい

「へえ・・やっぱり浦部さん始め、凄い人達が集まるんですねえ」

「あ、いえ・・。私等は足元にも及ばない方ばかりですよ。ははは」

「それで、何名位来られるのでしょうか?」

「さあ・・20名程だと前からは聞いてますが、把握出来ておりません」

「そうですか。私は講演の方も楽しみだなあ」


 母性・・そんなテーマで、広々とした帝国ホテルの一室は、講演を聞く人々で一杯に埋められていた。

 動物界における母性について・・香月は涼やかか顔だった。その声は凛として、誠に分かり易く、そして理路整然。南米で、5年間やって来た研究の一環として様々な事例をあげながら、講演を聞きに来た人を魅了していた。顔は日焼けで黒かったが、その眼は透き通っていて、光り輝き、一目で政春も、その香月の持つ人間的魅力、雰囲気に引き込まれた。


*清治が当然産まれる前から香月博士は誕生している。動物博士として既に世界的権威と評価も高かった。

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