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清治の能力  作者: 白木
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季節の移ろい

 神社と言うのは、古今より神事が行われる所、神木のような大樹の下には、こう言った物が収められる事もある事だ。年代は分からないが、町がこの後周辺の発掘調査を行うとの事が宮司によって知らされたのは、暫くしての事だった。。

 政春は、清治が、そう言った予知夢と言われる特殊な能力を有しているかも知れないが、それは、少年期の感受性がもたらすもので、この子だけが持つ特別な能力とは思わなかった。正春からすれば、それもごく自然な捉え方だ。ただ、浦部は、その清治の予知夢以上に天才的洞察力を発揮していた香月博士の過去を知る故に、正春とは違った反応をしている。それも、浦部がこう言う人物との接点と持つ者だと言う事に理由があった。

 そして、政春と浦部は東京に向かう事となった、その出発前夜の事であった。脇坂から突然政春に電話が入った。


「お久しぶりです。先生」


 恩師の脇坂の声を聞くのは、20年ぶりの事だった。講演に出かけて以来の事だ。

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