4469/9342
第5次元に?いや、何となく違う・・
それは、つまり感覚的なものである。個人感とでも言うべきか。何にしても人が人に出会う時、例えば心揺るがす出会いがある。その時の感覚に近いものだ。ここまで全竜は、清治に敵意を全く見せていないし、恐らく彼女は清治を上回る能力者かも知れないのだ。
「清治」
「ん?」
「あんた、全竜って言うんだろ?俺の名は清治だ」
「ああ、そうかいな。お前の名前は清治ちゅうのんやな。ここではな、確かに落ちて来る者が仰山おるねん。せやけど、寄竜のような奴が待ち構えてる時もあるんや。ほんで、選ばれた者しかここでは過ごせんねん。そう言う寄竜のような奴に出くわし、やられた者は、能力を吸い取られ、平民にされるんやで」




