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第5次元に?いや、何となく違う・・
清治は、何となく分かっていた。それは、今度こそは魔帝の居る場所だと言う事を。そして、この闘いを回避しては、母菜理座建国も挫折するかも知れないと言う事を。ただ、もう清治の姿が変異する事も、その意識が無くなる事も無かった。もうそれは、自分意識が消えないと言う事を、カイザー、シアンのバーチャル世界の中で、たった2日の体験の中であったが、分かったのだった。
そして・・清治を待ち受けていたのは、そんな当然優しい世界では無かった。目的と運命のいたずらか、激しく彼はそのまるで渦の中に居るような出来事に翻弄されていくのである。




