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そうして、創世へ・・
それは見事な論理の組み立ての推理であり、その次元を行き来できるのは、清治しか居なかった。ここで、シアンの実体を補佐する形で、香月、沢木、志村が中心になり、母菜理座建国に向けて、資材、スタッフも揃って行った。カイザーは思念体のままであるが、その才能を如何なく発揮させ、助言を行う形に。
ただし、大人数の召喚は不要と志村、香月は言った。沢木 純も同感だった。彼は敢えて建国に協力はしても、口出しする事は無かった。その辺が、幾ら召喚されたとは言え、自分の身が修羅となっている事を踏まえれば、そこに積極的参加は控えたと思える。シアンには十分な開発出来る資材を与えて、清治は、又異次元に今度は初めて自分の意思で出発するのであった。ところが・・これが重大な事に繋がって行く序章だとはここでは誰も思わなかった。




