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志村恭介編 ニ尾城
「ゆっくりして行けよ。せめて今晩位・・」
政春が止めたが、どうしても確かめたい事が出来たと志村は断った。政春が駅まで送って行こうと車を出してくれる事になった。
俵家を出る時、清治がもう一度志村にこう言った。
「あの・・志村博士、僕の夢の話ですから、あんまり追求しないで貰いたいのですけど・・その*女の子には何か危険なものを感じます・・それだけ言いたくて」
「・・・分かったよ、清治君、心配無いからね」
そう言うのが、志村の心の中では精一杯であった。
「ゆっくりして行けよ。せめて今晩位・・」
政春が止めたが、どうしても確かめたい事が出来たと志村は断った。政春が駅まで送って行こうと車を出してくれる事になった。
俵家を出る時、清治がもう一度志村にこう言った。
「あの・・志村博士、僕の夢の話ですから、あんまり追求しないで貰いたいのですけど・・その*女の子には何か危険なものを感じます・・それだけ言いたくて」
「・・・分かったよ、清治君、心配無いからね」
そう言うのが、志村の心の中では精一杯であった。
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