336/9342
志村恭介編 古城
「そう・・お前の学説を読んだまで。だからこそ、古文書をお前に送った。今の日本中でわしの研究を継げるのは、志村、お前しか居らんと思うてな。案の定お前は古文書に食いついて来た。西方城発掘に携わったその一人としてな」
「しかし、敦盛の地でもその*紅水晶勾玉は出現しなかったでは無いですか」
志村が言うと、脇坂はあごを撫でながら、
「それも意図的に何者かが隠したとすれば?」
「その不確定部分を今、私が推測で論じる事は出来ませんよ」
*重要なキーワード
「そう・・お前の学説を読んだまで。だからこそ、古文書をお前に送った。今の日本中でわしの研究を継げるのは、志村、お前しか居らんと思うてな。案の定お前は古文書に食いついて来た。西方城発掘に携わったその一人としてな」
「しかし、敦盛の地でもその*紅水晶勾玉は出現しなかったでは無いですか」
志村が言うと、脇坂はあごを撫でながら、
「それも意図的に何者かが隠したとすれば?」
「その不確定部分を今、私が推測で論じる事は出来ませんよ」
*重要なキーワード
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。