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志村恭介編 古城
「全く・・お前達は油断のならん奴らじゃ。それを答える前に、志村よ、昨晩はここを抜け出してどこへ行っとったんじゃ?」
志村がにやりとした。品川は、そんな事なんて全く知らなかったと言う顔をしている。
「はは・・博士の長年の習慣ですから、夜中に必ず一度は目を覚ますと思っていました。気付いていたんですね、やっぱり。実は水晶を探して居ました」
「こんな山中の深夜にかい。気が狂っとらんのだろうな?お主」
脇坂は真顔で言った。
「全く・・お前達は油断のならん奴らじゃ。それを答える前に、志村よ、昨晩はここを抜け出してどこへ行っとったんじゃ?」
志村がにやりとした。品川は、そんな事なんて全く知らなかったと言う顔をしている。
「はは・・博士の長年の習慣ですから、夜中に必ず一度は目を覚ますと思っていました。気付いていたんですね、やっぱり。実は水晶を探して居ました」
「こんな山中の深夜にかい。気が狂っとらんのだろうな?お主」
脇坂は真顔で言った。
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