表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
清治の能力  作者: 白木
298/9342

志村恭介編 古城

 品川の顔は、見る見る上気し、泣きそうな顔になった後、黙ってうなだれた。本当は、苦労して集めた標本を事もなげに捨てられたので、少々カチンと来ていたのだ。脇坂に鋭くその心理を見破られたのである。


「まあ・・それより博士、その理由を教えて下さいよ」


 志村が言うと、


「お前達、塒はどこじゃ・・?」

「別子村に一軒屋を借りております」


 その志村の返事に、一瞬脇坂の眼には*躊躇したものを感じたが、


「そんなら、そこへ行って話そう。暫くわしもやっかいになる。それと酒はあるんじゃろうな?」


*脇坂が起こした過去の経緯に繋がる

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ