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清治の能力  作者: 白木
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志村恭介編 古城

 品川は、最大の親近感と敬意の念を込めて志村をそう呼ぶ。他に偉い教授が何人も居るのに品川は見向きもしない。他の教授連に媚を売る事も無い。勿論志村は大いにこの品川を可愛がっていたし、実直で優秀な彼を唯一この学内で信用していた。

 呼び止められて、久しぶりに向かう難波のお好み焼き屋の一室で、二人は話し込んだ。


「何故今更あんなテーマを発表されたんですか?先生の意図が測りかねます」

「そう睨むなよ。これは餌なんだよ」


 苦笑いしながら志村は答えた。

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