表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
清治の能力  作者: 白木
24/9342

季節の移ろい

「無謀じゃありませんよと言えば良いのかな?ははは」


 浦部は笑った。しかし、熱心にこれから競翔鳩の世界に入ろうとする政春に、否定するような言葉を発する浦部では無かった。十分なるアドバイスが出来る立場に居る現在の彼だから。正春が言う。


「この前頂いた鳩は、もう鳩舎に慣れたようで、少し入舎訓練をしています」

「少し、見せて頂けますか?鳩舎の方を」

「ええ、勿論ですよ」


 印刷業を営んでいる政春だから、鳩舎はあれから大工に手を入れて貰って、立派な創りになっていた。3坪もある素晴らしいものだった。


「ほう・・これは素晴らしい。成るほど・・南側に面していて、採光も通風も鳩が飛び立つ際の障害物も前方には全く無い。それに・・手を入れましたねえ、俵さん。こんな立派な止まり台まで」

「どこか、気になる所はありますか?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ