表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
清治の能力  作者: 白木
211/9342

未知の血統

「・・うーーん・・良く・・分からないなあ・・」


 道明寺が、眉間に皺を寄せながら答えた。すると、


「コースは今見せたが、ここで気象条件に拠る鳩の飛翔高度を見る必要がある」


 浦部が、それを道明寺に指し示した。


「ははあ・・高気圧と低気圧では随分高度が違いますね・・」

「その通り。低気圧の競翔では、この河原連合会でも上位には食い込んでいるんだ。しかし、高気圧の時の高速レースにおいては、殆ど入賞が無い。それが何を意味するか、それは敦盛と言う地形だけでは無く、山頂付近における何かが、大きく競翔の妨げになっているのではないかと言う事に突き当たる。そして、鳩群は優秀であればあるほどこの付近を通るコースを選ぶ訳だから、ここで、大きく迷っているのでは無いか?と言う推論が立つ・・それが電磁波なのか、磁場なのかは先ほど言ったように、私には分からないんだ」

「納得しました・・感服しましたよ、浦部さん」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ