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未知の血統
「まさしく・・確か、昨春の1300キロレースの近畿地区3位のこの鳩だったか、主翼の先端の長さと副翼の厚さ、広さに自分の理想とする鳩を思い出した。風神系の存在は、以前にその山川さんの甥である静雄君から聞いた事があって、それで色々調べて山川さんに電話する事になったんです・・奇遇と言えば奇遇。私の以前の浦部系統を使翔されているのが、河原連合会の静雄君で・・」
政春が、一人言を言うように喋る浦部の横から山川さんに聞いた。
「では・?香月博士はどう言われたのでしょうか?」




