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清治の能力  作者: 白木
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羽ばたけ若駒!

 佐野達が、不思議そうな顔をしながら香月に聞く。


「清治君が何て?」

「この鳩舎で、一番に戻って来る鳩を私に見せてくれるって言うんだ」


 香月が答える。


「それは、又例の?能力ってやつ?」


 浦部が言う。少し浦部にも清治の予知能力の存在は認めても、何でもそこで判断してしまうと危険だと言う気持ちが込められていたが、香月はその言葉を察し、


「子供は純粋です。だから、動物の心が読めるんだと思うんです。清治君は特に、その感受性が強いのかな?嘗ての私も予感めいたものはありましたから」


 香月が平然と答えた。佐野達が顔を見合わせた。確かに予知能力と同等・それ以上の洞察力を嘗ての香月少年も持って居た事を二人は知っているからだ。

 政春が、清治と鳩小屋から戻って来てその一羽を見せた。


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