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清治の能力  作者: 白木
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季節の移ろい

 政春は首を傾げた。


「そこに埋蔵物が出て来んでも、繋がるからじゃ。岡山・敦盛・四国の赤星山の3角が」

「恐らく・・私が聞くべき事では無いようですね」


 政春は、自分も途方も無い事に巻き込まれそうな気配を感じて、それ以上は聞かなかった。


「お前が、こんな資料を送って来たからじゃ。更に、わしの理論が前へ進んだ」

「・・・不思議なものだ。動物学者と、考古学者が、一点に交わって、同じ疑問に突き当たっている」

「それは、*香月博士の事か?ここへも来たらしいな」

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