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清治の能力  作者: 白木
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季節の移ろい

「一年生か・・お前達も今から大変じゃのう、子は一人か?」

「そうです」


 政春が答えた。

 しばらくすると、清治も少し慣れたのか、政春の膝に乗って脇坂の酔い話に耳を傾けていた。脇坂は、変人、奇人と言われているが、少し意外にもどうやら子供好きのようだ。清治を喜ばそうと面白い話を聞かせている。


「わはは・・するとじゃのう、その男が言う訳じゃ。これ・・お前はどこから来なすった?と。男は答えない。うんともすんとも言わない・・それもその筈、よくよく見ると、声を掛けたのは、田んぼの案山子じゃったと言う訳じゃ」

「きゃはは」


 清治が笑った。脇坂がにやっとする。


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